町村会100周年冊子
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 歩いて回れるほど小さな町は︑人と自然︑人と人との距離が近く︑ゆるやかなコミュニティの中でともに暮らしています︒る町の佇まいは︑初めて足を踏み入れた人ですらどこか懐かしく感じ︑人々をあたたかく包み込みます︒そんな■真鶴時間■に魅力を感じた人は移住・定住を決め︑■真鶴ライフ■を楽しんでいます︒ 真鶴町が美のまちと呼ばれていることをご存じですか︒1987年リゾート法の施行により︑近隣市町村で投資目的の建築が増えるなか︑真鶴町は昔から引き継がれてきた懐かしい港町の生活風景を変えないことを選びました︒ そんな﹁真鶴らしい美しさ﹂を保全するため︑ルール化したものが﹁まちづくり条例﹂と﹁美の基準デザインコードブック﹂です︒作成から約30年経った今︑その価値が少しずつ芽吹き若い人たちを中心に共感を得るようになっています︒どこか懐かしい人々をあたたかく美のまち・真鶴包み込むまち生食岩ガキ令和3年度から生食岩ガキの本格出荷を予定しています。首都圏に一番近い生食岩ガキの生産地として、真鶴町から全国へ。真鶴新ブランドとして、大きな期待が持てます。静かな背戸コミュニティ真鶴ラブストーンかつて真鶴町では“世界近代彫刻シンポジウム”として滞在制作型の彫刻祭が開催されました。その歴史的文化遺産が東京五輪2020に合わせて復活し、“石の彫刻祭”として開催します。おためし暮らし施設くらしかる真鶴 海や森︑無数の生命が交差す美の基準デザインコードブックわが町グルメ31ただいまなづる

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