町のプロフィール
愛川町は神奈川県の県央北部に位置し、東京から50km圏内、横浜市から30km圏内にあります。町の西部には丹沢山塊の東端にあたる仏果山を最高峰とする山並みが連なり、東南部には相模川と中津川の清流に挟まれた標高100 m前後の台地が広がる中央部のくびれた” ひょうたん形”の地形の自然豊かな台地からなる町です。
昭和30年及び昭和31年の合併により、現在の愛川町の姿となって50余年が経過しました。山あり、川あり、自然と文化の調和した美しい緑豊かな町として、発展を続けています。
町の沿革
現在の愛川町は、明治初期には7つの村に分かれていましたが、明治22年の町村制にあたり、合併して愛川村、高峰村、中津村となりました。その後、愛川村は昭和15年に町制を施行して愛川町となり、昭和30年に愛川町と高峰村が合併して新しい愛川町が誕生、次いで翌31年中津村が合併して現在の愛川町となっています。
高峰・中津地域は古くから農村地域でしたが、中津地域は昭和41年の県内陸工業団地の完成に伴い経済活動が活発となり、春日台住宅団地の造成など人口は急増しました。
一方、半原・田代地域は江戸時代から続く「糸のまち」として全国的に有名であり、撚糸工場等の数は大きく減少しましたが、現在にも引き継がれています。
そして、昭和62年に着工された宮ヶ瀬ダムは平成12年に完成し、みどり豊かな自然に囲まれた宮ヶ瀬湖周辺には「県立あいかわ公園」が開園されるとともに、同公園内には本町の郷土資料館や県の工芸工房村が開設されるなど、観光的な魅力を兼ね備えた多様な機能を持つ都市としての発展が期待されています。
町の全景
町の位置