町のプロフィール
開成町は神奈川県の西部、足柄上地域の中央部に位置し、酒匂川を境界に北から東にかけて山北町、松田町、大井町に接し、西は箱根外輪山を背にする南足柄市に、南は相模湾を望む小田原市に接しています。
酒匂川流域に形成された扇状地であるため、なだらかに南傾した平坦地で、地味、水利は良好で、気候も温暖です。
東西1.7km、南北3.8kmで総面積6.55km2と神奈川で一番小さな町ですが、交通の便に恵まれ、うるおいと高い利便性を兼ね備えた、暮らしやすい土地柄です。
町の沿革
明治15年、当時の延沢村に開成学校が開設され、その後、明治34年には酒田村・吉田島村両組合立の開成小学校となりました。町の名は、この小学校名からとったものです。もともとは「学問、知識を開発し、世のため成すべき務めを成さしめる」という意味の古い中国の言葉「開物成務」が起源です。
昭和30年2月に 酒田村と吉田島村が合併し現在の開成町になりました。
昔からこの一帯は「西郡四万石」といわれ農耕の盛んな地域でした。度重なる酒匂川の氾濫により、自然と高いところに人が住みついて村落が形成されてきたようで、町の地名には「島・岡・台」といった高い場所を表す字が多く使われています。
町の景観
町の位置