町のプロフィール
山北町は東京から西へ80km、神奈川県の西部に位置し、緑深い丹沢の山々に抱かれた、さわやかな風の吹き抜ける町です。広さは224.70km2で、その約90%は丹沢大山国定公園と県立自然公園などの山岳地帯で、自然を求め多くの観光客の方が訪れています。
雄大な山々、美しい湖、雄大な富士山の景観、清らかな流れ...首都圏から至近にありながら豊かな自然が残る山北町にはまた、由緒ある温泉や郷土の歴史文化など見所も沢山あります。豊かな自然の恵みにふれあい、詩情をそそる風景と出会えるところ「山北町」をぜひ訪れてください。
町の沿革
山北町は、町域の約90%が西丹沢の山間部ですが、遺跡では縄文時代、文献では平安時代末期までさかのぼれるように、昔から人が暮らしていました。
山北の歴史は古く、遺跡では石斧や土器、竪穴住居跡などが発見された尾崎遺跡や共和小学校遺跡など、今からおよそ五千年前の縄文時代中期までさかのぼります。
『吾妻鏡』や『新編相模国風土記稿』によれば、河村秀高の子義秀は源頼朝の石橋山挙兵の際、平氏側に味方したため領地を没収されますが、流鏑馬の妙技により河村郷に復帰できたとあり、県指定無形民俗文化財「室生神社の流鏑馬」の起源と考えられています。
大政奉還により江戸時代が終わりを告げ明治時代になると、世の中は大きく変わります。山北は、廃藩置県により明治4年に足柄県に、9年には神奈川県に編入されます。
昭和30年には、山北町と共和村、清水村、三保村が合併、北足柄村平山と松田町高松を編入し、新しい山北町が誕生します。当時の人口は、16,689人でした。
町の全景
町の位置