町のプロフィール
神奈川県の西南端、東京から約90kmで伊豆の玄関口に位置する湯河原町は、三方を箱根外輪山や伊豆、熱海の山々に囲まれ、南東は相模湾にのぞんでおり、海、山、川などの恵まれた自然環境や歴史文化の香り漂うまち並など、多彩な表情を持つ風光明媚な観光のまちです。
沸き出でる温泉は大変上品な泉質のうえ効能にも優れているため、遠く万葉の時代から湯治場として栄え、明治以降には文人墨客の静養地として発展してまいりました。
脈々と現在も息づいている町民共有の誇れる財産である、日本一の足湯施設「独歩の湯」、関東屈指の「幕山梅林」、相模湾・伊豆半島が一望できる「さつきの郷」、平成18年に一般公開した「もみじの郷」、さらには「湯河原文学賞」の全国展開と、魅力あふれる情報を全国に発信しています。町の人口は約27、000人、世帯数は約11,000世帯です。
町の沿革
湯河原町は、古くは万葉の時代から温泉地として、人々に知られていました。江戸時代には、現在の福浦地区を除く宮上村・宮下村・門川村・城堀村・鍛冶屋村・吉浜村・を土肥6ケ村でした。
明治17年、この6ケ村が連合して吉浜村に戸長役場を置き、吉浜村外5ケ村とし、明治22年4月町村制が施行され、宮上村・宮下村・門川村・城堀村の4ケ村を併せて土肥村、吉浜村・鍛冶屋村を併せて吉浜村と称しました。
大正15年7月1日、土肥村は湯河原町となり、昭和15年4月1日、吉浜村は吉浜町となりました。 昭和21年8月1日、福浦村は、真鶴町外2ケ村組合から分離し、その第一歩を踏み出しました。
湯河原は観光地、吉浜は農業地、福浦は漁業地として一般の知るところとなりましたが、昭和28年9月1日に公布された町村合併促進法に基づき、同30年4月1日に湯河原町・吉浜町・福浦村の2町1村が合併し、現在の湯河原町が誕生しました。
町の全景
町の位置